スチール工法とは、柱の代わりに壁で支える耐震性の高いツーバイフォー工法(枠組壁工法)の枠材部に薄板軽量形鋼を使用することで、さらに耐震性を高めた工法です。
枠材に使用される薄型軽量型鋼には溶解亜鉛メッキが施されており、サビに対して高い耐久性を発揮します。
外断熱は非常に高い断熱性を発揮するので外気温の影響を受けづらく、冷暖房の効果を長く持続させることができます。
また、建物全体の温度を一定にする特徴があるので暖かい部屋から寒い廊下に出るということがなく、高齢者に多いとされるヒートショック(温度差による脳卒中や狭心症)を防ぎます。
硬質発泡ウレタンの断熱材と高い気密性により、外部からの騒音や室内からの音漏れを高い遮音性で防ぎます。
スチール工法ではベタ基礎はもちろんのこと、床下も室内としている工法です。温度や湿度は1階と同じで、冬のフローリングの冷たさなどはありません。
スチール工法は強度が高く軽量なため、最大で72m2の大空間が可能です。
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